ある旅館で子連れで利用したお客様に次のような口コミを書かれたそうです。「夕食会場の廊下にずらりと並んだコンパニオン。子供にこの人たちなぁにと質問攻め。なんと答えていいのでしょうか? もう二度と行きません。」

これは子連れにはきつい……

私も、実際に旅館の現場に入ってわかったのですが、昔ながらのそれなりの規模の旅館では、コンパニオンさんを宴会場に手配することができるんですね。そのころ私は世間知らずだったので、そんな話昭和の時代劇だと思っていましたが、今でも普通に行われています。

このシステム自体に文句をつけるつもりはありません。団体のお客さんを中心に需要もありますし、これでなんとか生き残っている旅館もあると思います。しかし、コンパニオンを手配する団体のお客さんと子連れのお客さんが同じ建物の中にいること自体、そろそろハラスメントと認識されてしまう可能性もあります。外国人も危ないですね。

私も、数年前まではコンサル先の旅館で、団体をとって余った部屋をネットでどんどん売っていきましょうと言っていた時期もありますが。時代が変わりました。これからは、団体専用宿、個人専用宿ときちんと住み分けしないとトラブルが多くなる可能性が高くなりますね。

ほとんどの部屋が団体で埋まって、たった一部屋個人客だと、お客様も不満が出ますし、スタッフにも無駄な出勤をお願いしなければなりません。さらに、団体旅館なのに団体が0で個人客数組の時の効率の悪さと言ったら寒気がしてきます。ただでさえ人手不足なんだから、個人客はあきらめて、団体客0の時は休館すればいいのにといつも思っています。

さて、これを読んでこんな旅館には行きたくないと思った子連れ旅行を予定している方。絶対ではありませんが、旅館の公式ホームページで畳の宴会場が紹介されている施設は、出会ってしまう可能性がありますので注意が必要です。もちろん、そこにコンパニオン手配可能とあれば、別の旅館を探しましょう。